エルコンドルパサーの軌跡

エルコンドルパサーは日本国内で調教された外国産馬の中で最も強いとされている競走馬です。
現役だった90年代後半は、クラシックレースや天皇賞へ外国産馬は出走できない時代でした。
しかしジャパンカップでスペシャルウィークを下し、グラスワンダーにも先着しているため最強世代の最強馬とされています。
実際に4歳時にクラシックレースを制していないにも関わらず、2冠馬セイウンスカイを抑えて最優秀4歳牡馬に輝いています。
国内で唯一負けたのはサイレンススズカに逃げ切られた毎日王冠のみ、連対率100%の成績を残しました。
5歳時には国内敵なしと判断した陣営が海外遠征を決意。
サンクルー大賞(GⅠ)フォワ賞(GⅡ)を制し、凱旋門賞に挑みました。
同レースでは当時欧州3歳最強馬と評されていたモンジューとの一騎打ちの末の2着と、日本調教馬の最高着順を記録しました。
この際3着以降に6馬身の差をつけており、斤量がモンジューは56.5kg、エルコンドルパサーは59.0kgということから「2頭チャンピオンが存在した」と評されています。
現在までに凱旋門賞を制した日本調教馬は排出されておらず、エルコンドルパサーと2010年のナカヤマフェスタが記録した2着が最高となっています。

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